炊きたてのご飯の魅力は何と言ってもその美味しさですよね。
美味しいご飯があれば、毎日がもっと楽しくなるはずです。
でも、時々ご飯を炊いたら硬くなってしまって、がっかりしたことはありませんか?
そんなご飯を捨てるのは惜しいですし、美味しく食べられる方法を知りたいですよね。
今回は、硬くなってしまったご飯を柔らかくする5つの方法と、ご飯が硬くなる理由をご紹介します。
ぜひ覚えておいてくださいね!
硬くなったご飯を柔らかくする方法
硬くなってしまったご飯を柔らかくする5つの方法をお教えします。
1. 水を追加して再炊き
硬く炊いてしまったご飯は、水を追加して再び炊きましょう。
手順は簡単です。
2合のご飯に大さじ1程度の水を加えます。
水をご飯に均等に混ぜ込みます。
炊飯器のスイッチを押して5分炊きます。
最後に5分蒸らします。
注意点として、再炊きができない炊飯器もあるので、事前に確認しましょう。
その場合は、水を混ぜた後、蓋付きの容器に入れて、軽く蓋をして5分ほど電子レンジで加熱します。
加熱後は、すぐには開けず、5分ほど置いてご飯に蒸気を行き渡らせましょう。
2. 水を加えて加熱
保温機能のある炊飯器で放置されたご飯も、水を加えて温めることで柔らかくなります。
茶碗1杯のご飯に対して小さじ1の水を加えます。
水をご飯に均一に混ぜ込みます。
炊飯器を保温状態にして5分待ちます。
この方法で、保温状態の硬いご飯もふっくらとします。
ご飯が黄色く変色していたら、水に少しの酢を加えてみましょう。
これで白いご飯が復活します。
温める間に酢の匂いも消え、少量なので酸味も気になりません。
部分的に柔らかくしたい場合は、電子レンジでの加熱が便利です。
1分加熱し、その後数分放置して全体を蒸すのがポイントです。
3. 日本酒を使用
水の代わりに日本酒を使用する方法もあります。
使う日本酒の量は水と同じで、加熱方法も変わりません。
日本酒を使用すると、ご飯がよりふっくらし、風味も増します。
加熱することでアルコールは蒸発し、ご飯には残りません。
気になる場合は、大人限定の食事で試してみてください。
4. 蒸し器を使用
蒸し器を使う方法も、美味しいご飯を取り戻すのに効果的です。
特別な蒸し器がなくても、大きなフライパンや鍋、蓋、皿、布巾で代用可能です。
●蒸し方
鍋の蓋を布巾で包みます。
鍋に水を入れ、中心部に皿を置いて沸騰させます。
硬くなったご飯を皿に広げ、蓋をして5分蒸します。
火を止めて取り出し、軽く混ぜて完成です。
蓋に布巾を使うのは、水滴がご飯に落ちないようにするためです。
この方法で、ほとんどのご飯が柔らかくなります。
5. チャーハンや雑炊に変身
水を加えて温めても少し硬さが残ることがあります。
完全に乾燥してしまったご飯は柔らかくするのが難しいです。
そんな時は、チャーハンや雑炊にしてみてはいかがでしょうか。
少し硬いご飯なら、温めた後に溶き卵と混ぜて炒めればパラパラのチャーハンになります。
完全に乾燥したご飯は、スープに入れることで、吸水して美味しい雑炊になります。
ご飯が硬くなる原因
ご飯が硬くなる原因について考えてみましょう。
主に2つの理由があります。
水加減のミス
炊きたてであっても、ご飯が硬くなることがあります。
また、外側は普通でも中が硬い場合もあります。
これは主に、水加減を間違えたり、米を水に浸す時間が不十分だったりすることが原因です。
放置によるもの
「保温」状態の炊飯器で放置すると、ご飯の水分が蒸発して硬くなります。
室温や冷蔵庫で放置した場合も、水分が蒸発して硬くなることがあります。
硬くなっても諦めないで
柔らかくてふっくらしたご飯は食卓に欠かせないものですが、失敗したときの落胆は大きいものです。
一食分を無駄にする前に、水を加えて温め直してみましょう。
日本酒を使えば、ふっくらとした上で美味しさもプラスされます。
それでもダメなら、チャーハンや雑炊にしてみましょう。
ほとんどのご飯はこの方法で美味しく復活します。
ご飯を無駄にしないためにも、失敗時の復活方法を覚えておくとよいでしょう。