ブラウザ拡張機能「Return YouTube Dislike」を導入すれば、YouTubeで非表示になった低評価数を再度表示させることができます。
いつから低評価が非公開になったのか、不明瞭な点が多いと思いますが、その方法と理由をここで詳しく説明しましょう。
表示されなくなったYouTubeの低評価数、拡張機能で解決
通常表示されなくなったYouTubeの低評価数は、特定のChrome拡張機能を利用することで見ることが可能です。
Google Chromeの場合
「Return YouTube Dislike」拡張機能をインストールすることで、YouTubeの低評価数を復活させることができます。
この拡張機能はChrome Web Storeから簡単に追加でき、インストール後はすぐに利用開始できます。
Google Chromeを通じてYouTubeを見ると、低評価数や評価の比率が表示されるようになりますが、Googleがハラスメント対策として低評価を非表示にした経緯があります。
「Return YouTube Dislike」の使用可能期間については未定です。
iOSの場合
iOSでは、「Return YouTube Dislike」を直接使用することはできません。
その使用には「脱獄アプリ」のインストールが必要となります。
「脱獄アプリ」は非公式であり、不安定でAppleの保証が得られないため、インストールには慎重を期す必要があります。
また、セキュリティ上のリスクも伴うため、iOSでの使用は基本的に推奨されません。
iPhoneとAndroidでYouTubeの低評価を確認する方法
Android専用の低評価確認アプリが存在しますが、iPhone用のものはありません。
無料で利用できるアプリは以下の通りです:
・Dislike Checker
・Show Dislike
・Dislike Viewer
特に「Dislike Checker」は広告が少なく、使いやすいと評価されています。
これらのアプリは操作が簡単で、YouTube動画を開いて「共有」からアプリを選択するだけです。
ただし、「Show Dislike」と「Dislike Viewer」には広告が多いため、使用感に劣ることがあります。
いつからYouTubeで低評価表示が非公開に?
2021年11月、YouTubeは動画の低評価数を公開しない方針を採用しました。
この新方針は、2021年11月10日にYouTubeの公式ブログで発表され、動画に対する低評価数を隠すことが決定されました。
この措置は、動画制作者をオンラインハラスメントから守ることを目的としています。
低評価を非表示にするための試験運用が本格実施前に行われ、その結果、制作者へのネガティブな影響が減少することが確認されました。
この結果を受け、2021年11月10日から低評価の非表示が段階的に開始されました。
低評価ボタン自体は残されており、動画制作者は引き続き自分の動画の低評価数を確認できます。
この変更により、無思慮に低評価が押されるケースが減少したと思われます。
自分の動画の低評価数を確認する方法
YouTube Studioを利用すると、自分の動画の低評価数を簡単に確認できます。
パソコンでYouTube Studioにアクセスし、コンテンツページにある「評価率」セクションにカーソルを合わせれば、低評価数がポップアップで表示されます。
これにより、次の動画制作のための貴重なフィードバックを得ることができます。
また、YouTube Studioでは視聴者のデモグラフィックな情報も分析でき、制作計画に役立てることが可能です。
return youtube dislikeが使えないときの対処法
Google Chromeの拡張機能である「return youtube dislike」が使用できない場合、低評価数を確認する手段は限られます。
この状況では、Android用のアプリを使用して低評価数を確認するのが便利です。
ただし、「return youtube dislike」や低評価アプリは規制が強化される可能性があるため、その使用は慎重に行うべきです。
まとめ
YouTubeの低評価数は、「return youtube dislike」拡張機能を通じて確認することが可能ですが、動画制作者は拡張機能を使用せずとも自身の低評価数を見ることができます。
低評価の非公開化により、悪意を持った低評価が減り、制作者の保護が進んでいます。