じゃがいもを主要な原料とする「ポテロンゴ・スナックチップ」は、その人気ぶりからしばしば「じゃがリッチ」と比較される製品です。
一方で、製造中止のうわさも耳にします。
この記事では、下記の点に注目して解説します。
- ポテロンゴ・スナックチップの現行の生産状況
- このスナックのユニークな特長
- フレーバーの種類
- サクサク感の秘密
- 賞味期限に関する情報
ポテロンゴ・スナックチップは製造終了したのか?
森永製菓の代表的なじゃがいもスナック、ポテロンゴは幅広い層に愛されています。
製造中止の噂もありますが、多くのスーパーやコンビニで引き続き見かけることができます。
ポテロンゴの製造は終了していない
2019年、森永製菓は国内の製造拠点を見直し、ポテロンゴやチョコフレークを生産していた千葉県の野田市工場を閉鎖しました。
しかし、ポテロンゴはその人気から別の工場への製造移管が行われ、現在でも市販されています。
ポテロンゴと同様に、山梨県甲府市の工場で製造されていたハイチュウも、2020年に工場閉鎖が決定されましたが、他の工場での生産継続が決まっています。
ポテロンゴ・スナックチップの特徴
1978年から市場に存在するポテロンゴは、長寿製品です。
パッケージデザインの変更が少なく、ノンフライ製法にこだわるなどの特色を持っています。
このスナックは基本的に塩味ですが、多彩なフレーバーが展開されています。
例えば、梅味やバター味、有名ラーメン店とのコラボフレーバーなどです。
さらに、次のようなフレーバーもあります。
- しお味
- 博多純情らーめん味
- クレイジーソルト味
- えびバター醤油味
- ピザ味
- のりわさび味
- ごま油としお味
- じゃがバター醤油味
- のりしお味
- 嵐げんこつらあめんBLACK味
- オニポテロンゴ
- フランクフルトマスタード味
- わさび味
- 手羽先味
- ホタテバター味
- わさびぽん酢味
- ねぎしおカルビ味
- ベーコンペッパー味
- 明太バター味
- バター醤油味
- ゆず胡椒味
- イタリアンピザ味
- イタリアンポテト味
- 戦国風わさび味
- チリトマト味
- カレー味
- にんにく味
- 豚のしょうが焼き味
- ハバネロ味
- 海老チリ味
- ガーリックバター味
- ブラックペッパー味
- 旨みカレー味
- ジャーマンポテト味
- ペッパーソーセージ味
原材料と栄養成分
原材料は、乾燥じゃがいも、植物油脂、米粉、小麦粉、とうもろこし、コーンフレーク、食塩、しょうゆ、調味パウダー(豚肉含む)、乳化剤、膨脹剤、アミノ酸等の調味料、香料です。
45gの1パックあたり、213kcalのカロリーと8.5gの脂質を含んでいます。
ポテロンゴのサクサク感の秘密
ポテロンゴはノンフライ製品で、油分が少ないのが特徴ですが、油で揚げたスナックと似たサクサクした食感が魅力です。
これはノンフライ製法の独特な製造プロセスによるものです。
じゃがいもを乾燥させて焼き上げる際に空気を含ませることで、サクサク感が生まれます。
加えて、高温で加熱した後に油をスプレーすることで、従来のフライ製品に比べ油分を約1/3に抑えています。
少ない油分のため、劣化しにくいという利点も持っています。
ポテロンゴの賞味期限
未開封のポテロンゴは、約6ヶ月間保存が可能です。
ノンフライ製法により油分を最小限に抑えているため、長期保存が実現しています。
購入後半年程度は保存できるので、急いで食べる必要はありません。
まとめ
この記事の要点をまとめますと:
- ポテロンゴは製造終了していない!
- 元の製造工場を閉鎖し、別の工場での生産を続行
- 1978年から販売されている人気のロングセラー商品
- ノンフライ製法を採用し、脂質が少なめ
- ノンフライ製法による独特のサクサク食感
- 未開封で約6ヶ月の保存が可能
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