キーレスやスマートキーの電池交換を自分で行う方法をご存知ですか?
通常、ディーラーに依頼すると電池交換の価格は500円から1,000円程度です。
一方、カー用品店やホームセンターでは主に500円前後で対応しています。
電池交換方法はメーカーの公式ウェブサイトなどで紹介されており、自分で交換することで電池代の節約が可能です。
キーレスやスマートキーの電池が切れると、ドアの開閉やエンジンの起動ができなくなりますが、その際も対処方法があります。
今回はキーレス電池交換の価格比較や交換方法に加えて、電池寿命を延ばす方法や電池切れ時のエンジン起動方法についても解説します。
【メーカー別】ディーラーによるキーレス電池交換の価格
ディーラーに依頼する場合の費用は車種によって異なりますが、一般的には500円から1,000円程度です。
カー用品店やホームセンターに比べるとやや高額ですが、トラブル時にも対応可能で最も安全な方法と言えます。
一部のディーラーでは工賃無料で電池代のみで交換してくれる場合もありますので、事前に確認することが良いでしょう。
【メーカー別の価格】(ダイハツ、スズキ、トヨタ、ホンダ、日産、マツダ)
●ダイハツのタント・ウェイク・ムーヴ・コンテの場合、電池代+工賃で約1,000円程度です。
●スズキのワゴンR・ジムニー・アルト・Keiは、500円から1,000円程度です。
●トヨタのノア・プリウス・ヴォクシー・シエンタは、電池代(約600円)+工賃(1,050円)で約1,650円です。
●ホンダのフィット・フリード・ステップワゴン・ヴェゼルは、工賃込みで約1,000円前後です。
●日産のモコ・デイズ・ルークス・エクストレイルは、電池代+工賃で約500円から1,000円前後です。
●マツダのアクセラ・cx5・デミオは、電池代+工賃で約1,000円前後です。
価格は車種によって異なりますが、500円から1,000円が一般的です。
【カー用品店やホームセンターでの対応は?】
オートバックスやカインズなどのホームセンターでは、ディーラーよりも安価に交換してもらえることが多いです。
500円から1,000円程度で対応可能です。
ディーラーに行くよりも利便性が高く、費用を抑えたい方にはカー用品店やホームセンターがおすすめです。
価格は店舗によって異なるため、事前に確認することが重要です。
【キーレス電池交換の手順】
自分でキーの電池交換を行う方法はメーカーのウェブサイトやインターネットで公開されています。
以下が必要なものです。
①車のキー
②マイナスドライバー
③新しい電池
④布
作業時は注意して部品を取り扱いましょう。
手順は次の通りです。
①メカニカルキーを外す(一部のキーには該当しない場合もあります)
②ドライバーでカバーを外す
③古い電池を取り外し、新しい電池をセットする
④カバーとメカニカルキーを元に戻す
キーの種類によって手順は異なりますが、基本的にはこのような流れです。
もし不安があれば、ディーラーに依頼することをお勧めします。
【電池切れ時のエンジン起動方法】
キーレスやスマートキーの電池が切れた際にも、ドアの開閉やエンジンの起動が可能です。
以下が手順です。
①メカニカルキーを取り出す
②ドアのロックを解除する
③ブレーキを踏んでエンジンスイッチにキーをかざす
④ブレーキを踏んだままエンジンスイッチを押す
一部の車種では、ドアロック解除時にアラームが鳴ることがありますが、エンジンを起動すると止まります。
ほとんどの車種でこの手順でエンジンをかけることができますので、慌てず手順通りに行ってみてください。
【電池の早い減りの原因】
キーレスやスマートキーの電池は常に電波を発しているため、長時間使用していなくても徐々に消耗します。
一般的には1〜2年で交換が必要ですが、使用方法によっては早くなることもあります。
以下は消耗が早い原因です。
- 電化製品の近くに置くこと
- 低品質な電池を使用すること
- キーが故障していること
電池を長持ちさせるためには、家電製品から離して保管する、品質の良い電池を選ぶ、キーの故障をチェックすることが大切です。
【まとめ】
キーレスやスマートキーの電池交換はディーラーやカー用品店、ホームセンターで行うことができます。
カー用品店やホームセンターはディーラーよりも安価で、利便性も高いためおすすめです。
しかし、自分で交換する際は慎重に作業し、エンジンの起動方法も把握しておくことが重要です。
また、電池の早い消耗には注意し、適切な対策を行うことで長持ちさせることができます。
以上がキーレス電池交換に関する価格比較や手順、注意点などの情報です。