2023年、ラグビーが大きな注目を集めた年となりました。
ラグビー初心者から熱心なファンへと変わった人も多いでしょう。
しかし、ラグビー以外にも魅力的なスポーツがあります。
それが「タグフットボール」です。
この記事で、タグフットボールの楽しみ方をご紹介します。
タグフットボールの基本知識
タグフットボールは、ラグビーで見られる「タックル」を、プレイヤーの腰に取り付けられた2つの「タグ」で代替するスポーツです。
「OZTAG Football」や「オズタグ」とも称されています。
ラグビーが15人一組で40分ハーフを行うのに対し、タグフットボールは8人一組で20分ハーフを行います。
プレイフィールドもラグビーの約半分の大きさです。
タグフットボールでは、キックは肩より下で行い、スクラムやタックルはありません。
タックルがないので、多様な年齢や性別の方々が安全に楽しめます。
ラグビーほどの激しい接触がないため、より安全だと感じる方も多いでしょう。
子供向けでキックがない「タグラグビー」というスポーツもありますが、タグフットボールとは異なります。
「フラッグフットボール」という、攻撃回数に制限があるスポーツもあり、こちらは攻守が交替する点が特徴です。
タグフットボールでは、プレイヤーの腰につけたタグのうち1つを取ることでタックルが成立し、ゲームがリセットされます。
6回タグを取られると攻守が交替します。
タグフットボールの普及状況
1992年にオーストラリアで生まれたタグフットボールは、現在全世界で25万人以上が楽しんでいます。
特にオーストラリア、ニュージーランド、イギリス、アイルランドで人気が高く、日本では競技人口が1000人程度ですが、ラグビーの人気と共に増加している可能性があります。
タグフットボールの大会情報
タグフットボールのワールドカップは、2012年から3年ごとに開催されています。
日本では2016年に全国大会が初めて開かれ、その後毎年開催されています。
大会ではトップチームに「淡路産高級たまねぎ」などユニークな賞品が贈られます。
参加するには、13歳以上で統一されたユニフォームと専用ショーツの着用が条件です。
初心者でも楽しめるタグフットボール
ラグビーに興味があるけれど難しそうと感じている方には、タグフットボールがおすすめです。
関東や関西で開かれる練習会には予約なしで参加でき、ルール説明やプレイの指導を受けることができます。
参加費無料で、気軽に始めることができます。