遠距離恋愛では、しばしば相手との長期にわたる別居が伴います。
私自身、遠距離恋愛を経験した際には、仕事の多忙さからしばらくの間会えない時期が続きました。
その間、関係の継続に不安を感じることもありました。
しかしながら、寂しさは互いに共通の感情です。
今回は、遠距離であっても共に楽しめるアクティビティや、距離が生み出す楽しみ方を紹介します。
LINEやZOOMでのビデオチャットも良いが、遠距離恋愛は寂しいもの
遠距離恋愛中、私たちはほぼ毎日LINEを使って通話していました。
しかし、ビデオ通話はそれほど頻繁ではなく、「毎日通話していても寂しい」と感じることが度々ありました。
そのため、忙しくても月に一度はビデオ通話をするよう努めました。
彼は当初、「顔が映るのが苦手」と言っていましたが、実際は「顔を見るともっと会いたくなる」ためにビデオ通話を避けていたのです。
ビデオ通話を避けられるのはショックでしたが、「もっと会いたくなる」という感情には希望があります。
寂しいのは自分だけではなく、相手も同じ気持ちを抱えていることがあります。
LINEやZOOMで簡単にビデオ通話ができる今でも、電話だけでは伝えきれないことがあります。
遠距離でも一緒に楽しめる活動は？
会えない時間が寂しいのは当然ですが、それを楽しい時間に変えられたら素晴らしいですね。
通話だけではなく、一緒にできることはたくさんあります。
ここでは、私たちが実際に行っていた遠距離恋愛中の共有アクティビティをいくつかご紹介します。
テーマを決めて料理をする
私たちが頻繁に行っていたのは、「特定のテーマで料理をする」という活動です。
「カレー」や「お菓子作り」など、あるテーマを設定し、そのテーマに基づいて料理をします。
通話をしながら料理をするのは楽しいですし、ビデオ通話でお互いの様子を見ながら作るのも面白い経験です。
何度か挑戦するうちに、「特定の食材を使った料理」や時間制限を設けてみることもあります。
料理が苦手な彼も、簡単なテーマを設定すると積極的に参加してくれました。
今思い返すと、遠距離デートで一緒に料理をしたおかげで、結婚後も彼がキッチンで活躍する姿が見られ、その時の思い出がよみがえります。
映画を同時視聴して感想を共有する
遠距離恋愛中、直接会う貴重な時間を映画館で過ごすのはもったいないと感じたことがあります。私たちは映画が好きでしたが、直接会う時間は他のことをしたり、一緒に会話を楽しんだりしたいと思っていました。
そこで、離れている時に行っていたのが、映画を同時に視聴することです。
映画鑑賞は人それぞれスタイルがありますが、私たちは映画が終わった後に感想を共有するタイプでした。
「あのシーンには伏線があったよね」といった話をするだけでも楽しいし、映画選びのプロセスも一緒に楽しむことができます。
遠距離だと会話のネタに困ることもありますが、映画を通じて新しい話題を見つけることができます。
通話がマンネリ化している時は、「一緒に映画を観てみない？」と提案してみるのもいいでしょう。
次に会うための旅行計画を立てる
遠距離恋愛中のカップルにとって、次に会うのは旅行先であることが多いですよね。
私たちは、行きたい場所についてリサーチし、「どこに泊まるか」などの具体的な計画を立てることがよくありました。
Google Mapや興味深いサイトを画面共有しながら話をすると、会話が盛り上がります。
実際に計画を立て始めると、再会への期待が高まり、わくわくするものです。
旅行が好きなら、Google Earthを使って世界を探検するのも楽しいですよ。
クイズ問題もあるので、さらに面白さが増します。
時差や忙しさで電話が難しい時は？
ここまで紹介した活動は、通話やビデオ通話を前提としています。
しかし、時差や忙しさのために、なかなか電話の時間を取るのが難しい場合もあります。
そんな時は、「一緒に何かをする」ということに固執せず、肩の力を抜くことが大切です。
お互いに、自分たちの頑張りたいことや取り組みたいプロジェクトがあるはずです。
勉強や趣味に専念する
相手が忙しくて時間が取れない場合、自分も勉強や趣味に専念するのが良いでしょう。
例えば、私は資格取得を目指して勉強計画を立て、SNSを見る時間を減らして勉強に集中しました。
目標を持ち、それに向けて努力することで、会えないことや連絡の頻度に対する焦りが少なくなります。
友達との予定を充実させる
相手と会えない時や連絡が取れない時の落ち込みは、一人の時間が長いから起こりがちです。
そこで、友達との予定を積極的に入れることで、寂しさを紛らわせることができます。
特に遠距離恋愛の場合、結婚後に地元を離れることもあるため、友達との時間は非常に貴重です。
私自身、遠距離恋愛をしていた時は、週末ごとに友達との食事や旅行の予定を立て、積極的に遊んでいました。
一人で過ごすのが苦手なら、友達との時間を最大限に活かすことがおすすめです。
写真や動画で日々の様子を共有する
離れていることをポジティブに捉え、日々の出来事を相手と共有することも一つの方法です。
私は友達との写真や散歩道の風景など、定期的に写真を送っていました。
特に動画は、短くても20秒程度のものであれば、写真よりも相手の興味を引きやすく、日常を共有するのに効果的です。
動画を通じて生活の様子を伝えると、相手からの連絡が増えることもあります。
カレンダー共有アプリを活用して互いのスケジュールを確認
遠距離恋愛をしていると、相手の日々の生活が気になるものです。
カレンダー共有アプリを利用することで、お互いのスケジュールを把握できます。
忙しくて予定を直接伝えるのが難しい時でも、カレンダーに入力しておけば、それほど負担にはなりません。
ただし、カレンダー共有は相手の自由を制限することにもなり得るので、相手が嫌がる場合は強要しないようにしましょう。
会えない時の寂しさと、会えた時の喜び
遠距離恋愛では、会えない時間の寂しさを感じることが多いですが、再会した時の喜びはそれを上回るものがあります。
テレビ通話、アプリ、ゲームなど、共に楽しむ方法は多数あります。
会えない時間をただ寂しく感じるのではなく、どのように楽しむかを考えることが重要です。
