SoftBankで電話番号を新規に設定する際、SoftBankの店舗かMy SoftBankを通じて手続きが可能です。
オンラインで変更が可能なMy SoftBankは、自分の都合のいい時にアクセスして手続きを進めることができ、非常に便利です。
店舗での手続き時には、他人が代行して手続きを行うことも認められており、それぞれの状況に応じて適切に利用することができます。
電話番号を変更する際の留意点がいくつかありますので、この情報を参考にしてください。
この記事では、SoftBankの電話番号の変更方法、重要ポイント、そして最後の4桁を自由に選べるかどうかを詳しく説明します。
SoftBankの電話番号変更手順と必要事項
SoftBankでの電話番号変更は、店舗やMy SoftBankを通じて行うことができます。
ここではその手順を詳しく説明します。
SoftBank店舗での手続き方法
運転免許証などの身分証明書と、USIMカードが挿入された現在使用している携帯電話を持って店舗へ行きましょう。
手続きは約30分で完了しますが、店舗が混雑している場合が多いため、「かんたん来店予約」を利用することをお勧めします。
My SoftBankを利用した変更方法
自宅や外出先からMy SoftBankにログインし、電話番号の変更手続きを行います。
Wi-Fi接続をオフにするとパスワードを入力せずにログインできるため便利です。
ログイン後、電話番号変更オプションを選択し、表示される番号が正しいか確認した後、変更理由を選んでください。
注意事項が表示されるので、それを確認し、「同意する」を選択して申し込みを完了させます。
手続き完了後は、My SoftBankに再ログインして変更が反映されているかを確認しましょう。
電話番号変更時の手数料
電話番号を変更する際には、3,300円(税込)の手数料がかかります。これは変更月の携帯電話料金と一緒に請求されます。
SoftBank店舗で手続きをする場合、必要な書類(委任状や身分証明書など)を用意すれば、家族などの代理人による手続きが可能です。
委任状は、SoftBank店舗で受け取ることができ、またWebサイトからダウンロードして事前に準備することもできます。契約者自身が記入する必要があります。
電話番号変更の際の理由
電話番号を変更する際、店舗では理由を尋ねられることがありますが、My SoftBankでは理由を選択する形式になっています。
店舗での対応では、スタッフが電話番号以外に解決策がないかを提案することもあります。電話番号を変更することには、電力会社やカード会社、オンラインショップなど、契約しているさまざまなサービスでの手続き更新が必要ですし、一部のサービスが利用できなくなるリスクも伴います。そのため、理由によっては別の解決策が提案される可能性もあります。
好みの下4桁を指定できるか?
SoftBankでは新規契約時には電話番号の最後の4桁を選択することが可能ですが、既存の番号を変更する際にはその選択はできません。
私もかつて、友人が特定の下4桁を設定しているのを見て、同じように変更したいと思いましたが、変更時にはそのオプションが利用できないことを知り、諦めざるを得ませんでした。
新規契約時には基本的に好みの数字を選べますが、「1111」のような連続する番号や、すでに使用されている番号は選択不可となることがあります。希望する番号を店舗スタッフに伝えると、利用可能かどうかを調査してくれます。そのため、複数の候補を用意しておくことをお勧めします。
SoftBankでの電話番号変更時の注意点
SoftBankで電話番号を変更する際には、以下の10項目に注意が必要です。それぞれの重要なポイントを詳述します。
- 変更後の電話番号の指定はできません。
- S!メール(MMS/キャリアメール)は全て初期化されます。
- 留守番電話の保存メッセージや設定は引き継げません。
- 転送設定も初期化されます。ただし、VoLTEオプションを契約している場合は設定が引き継がれることがあります。
- 携帯端末に保存されたVVM(ビジュアルボイスメール)も消えてしまいます。
- ナンバーブロックシステムは引き継がれますが、設定は初期化されます。
- S!電話帳バックアップで保存したデータも失われます。
- 利用していた有料コンテンツは自動的に消失します。
- 位置ナビなどのインターネットサービスは引き継がれますが、設定は初期化されます。
- メモリーカードに保存した著作権保護データは読み込めなくなります。ただし、事前に端末にデータを移行すれば読み込み可能です。
これらの点をしっかりと確認し、電話番号の変更を進める前に必要な対策を講じておくことが大切です。また、電話番号を変更しても、使用しているEメールアドレスはそのまま利用可能ですので、その点については心配無用です。
電話番号を更新した後は、以前の番号に通話を試みても、新しい番号についての案内はされません。変更を行った場合は、必要な人には必ず新しい番号を伝えることが重要です。これにより、通信の不便を避け、スムーズに移行を行うことができます。
電話番号変更の潜在的なデメリット
電話番号を変更することには、いくつかの潜在的なデメリットが存在します。これには、特定のウェブサイトやアプリケーションへのアクセスが困難になったり、連絡先情報が消失したりすることが含まれます。
これらのデメリットをしっかりと理解した上で、電話番号を変更すべきかどうか慎重に判断してください。
キャリアメールアドレスによるログイン障害
電話番号の変更に伴い、例えば…@softbank.ne.jpといったキャリアメールが使えなくなることがあります。これにより、そのメールアドレスで登録したサイトやアプリにアクセスできなくなる可能性があります。メールアドレスを新規で登録する際には、GmailやYahoo!メールなどのウェブメールの利用を推奨します。これにより、電話番号や機種の変更があってもスムーズに遷移できます。
連絡先情報の喪失
電話番号の変更により、端末に保存されている連絡先データが全て失われる場合があります。変更を行う前に、SDカードやPCへのバックアップを必ず行ってください。
「事故番号」のリスク
「事故番号」とは、以前に犯罪で使用されたことのある番号を指します。電話番号は有限であり、一度放棄された番号は時間が経てば再利用されることがあります。新しい番号を選ぶ際には、事故番号となるリスクがあることを考慮してください。
まとめ
この記事では、電話番号の変更に伴う手続き、注意点、そして下四桁の数字を自由に選べるかどうかについて解説しました。
以下の点を確認し、電話番号の変更を検討してください:
- 変更方法: SoftBankショップやMy Softbankを通じて手続きが可能です。
- 変更する際には変更理由を問われることがあります。
- 下四桁の番号指定はできません。
- 電話番号を変更すると、一部のサービスや設定が引き継がれないことがあります。
これらの情報をもとに、電話番号の変更を決定してください。