赤ちゃんへの言葉の教え方について、「自分の子供にどうやって言葉を教えたらいいですか」と私が保育士をしているとき
お父さん、お母さんからよく質問がありました。
言葉の教え方について、迷ったり悩んだりしているお父さん、お母さんはたくさんいると思います。
でも、大丈夫!
保育園でしている言葉の教え方について書いてみたいと思います。
誰でも簡単に教えられる方法です。
赤ちゃんが言葉を話すのはいつから?
言葉を話すのはいつぐらいかと疑問を持たれているお父さん、お母さんは多いと思います。
個人差もありますが、話せる時期などを簡単にまとめてみました。
良かったら参考にされてみてくださいね。
・生後3か月ごろ
「あー」「うー」という語を話します。これを喃語(なんご)と言います。言葉を使う練習や、発音の仕方、声帯の
使い方を学びます。
・1歳ごろ
1歳前後になると少しずつ言葉が話せるようになります。
「マンマ」「ブーブー」など。少しずつ意味のある言葉も話せるようになります。
・1歳半ごろ
「アンパンマン」などの言葉が話せる子も出てきます。1歳の時よりは単語が話せるようになり、大人も聞き取りやすくなります。
そのころ子供さんは話そうとしようとする積極さが出てきます。
・2歳ごろ
2歳ごろになると2語文が話せるようになります。
「ママ、くる?」「これちょうだい」「おさんぽいく」など簡単な会話ができるようになります。
特に1歳から2歳は話すことに大きな成長が見られます。
また1番何に対しても興味の持つ時期なので、赤ちゃんの頃に教えたことがこの時期に生かされます。
赤ちゃんへの言葉の教え方5選
①まずは赤ちゃんの時からお父さん、お母さんがたくさん話しかけてあげて
赤ちゃんはまだ言葉が話せなくても、聞いたり、見たりはできます。
また何も先入観がなく、見たもの、聞いたものをそのまま吸収しようとする力はすごいです。
例えばお外に散歩に出ているとき
車を見て「ブーブーさんたくさん走っているね」
花を見て「お花さんきれいだね。ピンク色しているね」
遊んでいる子供たちを見て「お兄ちゃんやお姉ちゃんが遊んでいるね」
と声をたくさんかけてあげてください。
例えば車を見て「ブーブーさんたくさん走っているね」
と赤ちゃんの頃声をかけるとおそらく1歳くらいには車を見て「ブーブーさん」
というようになり、2歳になると「ブーブーさんいた」というようになり、3歳になると
ブーブーさんが車なんだと認識するようになります。
お父さん、お母さんがたくさん話しかけてあげてくださいね。
②絵本をたくさん読み聞かせてあげて
私が保育士をしていたころ、多くのお父さん、お母さんは「絵本から言葉覚えてくれました」
話してくれたことがあります。
何度も同じ絵本を読み聞かせてあげたり、色々なジャンルの本を読み聞かせてあげることで
そこから言葉を吸収しようとします。
例えば1歳の男の子に車などの絵本を読んであげた後、お外に行くと「ブーブー」と話してくれる
お子さん保育園でもいました。絵と言葉が組み合わさると言葉を覚えるスピードがアップします。
あと、絵本以外にも図鑑がおすすめです。
図鑑を見るとき、これはブーブーだね、ワンワンだね、にゃんにゃんだねと話しながら見ると覚えやすいです。
③一緒に歌を聞く、歌を歌ってあげる
赤ちゃんと一緒に歌を聞くのもいいと思います。CDで童謡を聞いたり、また童謡がなる絵本などもあるので
歌ってあげるのもいいと思います。
結構歌を赤ちゃんに歌ってあげるとキャッキャ手をたたいたり、「ウー」と言って喜ぶ赤ちゃんも多いです。
1歳半から2歳くらいになると完全に歌えなくても、覚えた歌のふしぶしを頑張って歌おうとするので
その頃赤ちゃんの時歌ってあげたのが役に立ちます。
④赤ちゃんが興味を持って見ようとしているもの聞こうとしているものについて話しかける
赤ちゃんが犬や猫を見ているわけでもないのに、「犬だよ」「猫だよ」と言ってもわからないので
今見ようとしているもののことについて話しかけてみてください。
興味を持っているものだとすごく覚えます。
⑤絵がついたカードを利用する
本は見ないけど、カードならすごく興味を持ってくれるという赤ちゃんは多いです。
例えば「りんご」のカードを見せて「これりんごだよ」「赤だよ」「おいしいよ」と声を
かけると「あー」と喜んでくれる赤ちゃんは多いです。
カードだと色がしっかりしているので赤ちゃんは興味が引きやすいようなので、カードの利用も
赤ちゃんに言葉を教えるツールとしておすすめしたいです。
結構枚数がありますし、カードだと集中しやすいようです。
おわりに
赤ちゃんへの言葉の教え方をあげてみました。
赤ちゃんの頃から言葉を教えると1歳半から2歳の頃になるとたくさん話してくれると思います。
お父さん、お母さんもたくさん赤ちゃんに話かけてみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。