「070」番号の出典特定と迷惑コール対策の手引き

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 「070」で始まる番号の着信がある場合、迷惑コールの疑いがあります。

これは無制限通話プランを活用する不正なビジネスやセールスの常套手段であるためです。

本文では、このような番号からの着信への対応、番号の調査方法、そして不安を覚えた際の拒否設定について詳しく説明します。

迷惑コールに頭を悩ませる方や、番号の調べ方がわからない方に役立つ情報を提供します。

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「070」番号、迷惑コールの可能性は?

「070」から始まる番号の着信には迷惑コールの可能性が考えられます。

想定される発信元には、不動産セールス、詐欺、誤発信、友人からの連絡などがあります。「070」番号はもともとウィルコムが用いていたもので、現在はY!mobileが発行しています。

特にY!mobileはセールスや不正業者に人気の「だれとでも定額」サービスを提供しています。

ただし、docomoやauなど他の大手キャリアも「070」番号を扱っているため、全ての着信が迷惑コールであるとは限りませんが、警戒は必要です。

「070」番号の調査手順

「070」番号を調査する方法は以下の通りです。

・インターネットで直接番号を検索

・「jpnumber」というサイトで調べる

・メールアプリや連絡先で検索

インターネットで直接検索

GoogleやYahooで直接番号を検索します。

個人が運営する店などが携帯電話を使用している場合も多く、検索でヒットすれば迷惑コールでない可能性があります。

「Jpnumber」で調査

「Jpnumber」は番号検索時に、その番号の所有者やどのような着信があるかなどの情報を口コミで提供するサイトです。

迷惑コールを行う番号は、多くの口コミが寄せられるため、迷惑コールであるかどうかを見極められます。

メールアプリや連絡先で検索

「070」番号は今も発行されています。

単に友人からの連絡である可能性もあります。

インターネットや「Jpnumber」で判断できない場合は、過去にその番号からの着信がなかったかを確認してみましょう。

登録していない友人の番号である可能性も考えられます。

「070」番号への通話料は有料?

「070」への通話は、携帯電話への通話として通常有料です。

無料か有料かの区別は、番号が0120、0800で始まる場合は無料、それ以外は有料です。

スマホからの通話料は1分あたり約30円、固定電話からは約20~40円かかります。

キャリアによる料金の違いはありませんが、固定電話の場合は契約会社や相手のキャリアによって料金が異なることがあります。

知らない「070」番号からの着信、対応は?

知らない「070」番号からの着信は、セールスや不正業者がよく利用するため、「応答しない方が安全」とされています。

応答することでトラブルに巻き込まれるリスクがあります。

ネット検索や電話番号口コミサイトを使って、その番号が安全かどうかを確認しましょう。

もちろん友人や知り合いからの可能性もあるため、携帯内を検索して確認するのが望ましいです。

危険を感じた場合の拒否設定方法

繰り返し着信がある、あるいは怪しいセールスに誘われそうな場合は、拒否設定を活用しましょう。スマートフォンと固定電話での拒否設定方法を紹介します。

スマートフォン

・iPhone: ホーム画面の「電話」アプリを開き、「履歴」をタップ、拒否したい番号の隣にある「i」アイコンをタップし、「この発信者を着信拒否」を選択します。

・Android: 「電話」アプリを開き、連絡先リストや着信履歴から詳細画面を開いて「ブラックリストに追加」などの操作を行い、着信拒否設定をします。

固定電話

固定電話では、拒否設定が可能な機種とそうでない機種があります。

拒否設定をするためには、番号表示機能(ナンバーディスプレイ)が必要で、かつ拒否機能が備わっていることが条件です。

具体的な設定手順は固定電話のモデルによって異なりますので、まずはこれらの機能が利用できるかを確認してください。

「070」からの着信への対処法

「070」で始まる番号から着信があった場合、迷惑コールである可能性が高いため、初めは応答せずに様子を見ることをお勧めします。

頻繁に着信がある場合は、jpnumberなどのサイトを利用して安全かどうかを確認すると良いでしょう。

かけ直す際には、通常の通話料が発生するため注意が必要です。

不審な着信と感じた場合は、スマートフォンの拒否設定機能を使用し、着信拒否を設定することをお勧めします。

固定電話でも、ナンバーディスプレイ機能と拒否設定機能があれば着信拒否が可能です。

安易に応答せず、電話番号検索などを駆使して適切に対応しましょう。

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