晴れることが望まれる結婚式ですが、予約が必要であり、天気は予測不能です。
雨の日の結婚式ではどんな傘を持って行くべきか、またその際のマナーについても解説します。
この記事では、以下の点に焦点を当てます。
・雨の日の結婚式での傘の選び方と色
・透明なビニール傘について
・雨天時の結婚式参加のマナー
雨の日の結婚式における傘選び
白色以外の選択
結婚式では傘を使う機会は少ないですが、外出時には必要です。
タクシー等で濡れずに会場へ行ける場合でも、傘は準備しておくべきです。
結婚式では新郎新婦以外は白を避けるのがマナーです。白は花嫁の色ですので、白い傘は避けましょう。
他の色や柄であれば問題ないですが、白に見えるものは避けるべきです。
女性は傘をファッションの一部として選び、素敵なデザインが良いでしょう。
男性は、スーツに合う暗めの色やシックな柄が推奨されます。
長傘が推奨
結婚式では荷物を少なくしたいため折りたたみ傘が便利ですが、フォーマルな場では適さないとされます。
極力避けましょう。
結婚式場にはクロークや傘立てがあるため、長傘を使用しても問題ありません。
白でない長傘を選び、折りたたみ傘を使用する場合は、式場に入る前にバッグにしまってください。
ビニール傘の使用は可？
フォーマルには不適切
ビニール傘は手頃で視界が確保しやすいですが、結婚式では安価な印象を与え適していません。
高品質の長傘を用意すると良いでしょう。
雨天時の結婚式マナー
レインコートの準備
フォーマルな服装で出かける結婚式では、雨に濡れると困ります。
直接会場へ行く場合は、タクシー利用が最適です。歩く場合は、傘とレインコートを用意しましょう。
靴は２足を準備
雨の日は足元が汚れやすいため、２足の靴を用意します。
移動用は雨に強い素材かシンプルなレインブーツが良いです。
会場に着いたら、パンプスやドレスシューズに履き替え、移動用の靴はクロークに預けましょう。
タオル・ウェットティッシュ・ビニール袋を活用
外出時、防水スプレーを使っても足元やカバンが濡れることがあります。
そんな時にはタオルが役立ちますので、必ず持参しましょう。
汚れを拭き取る際には、携帯用のウェットティッシュが便利です。
また、濡れた物を入れるためのビニール袋も用意しておくと安心です。
ご祝儀袋はふくさで包む
ご祝儀袋が雨に濡れるのを避けるため、ふくさで包んで、カバンの中で大切にしまいましょう。
ふくさは、ご祝儀袋やお香典を包むための布で、使いやすい袋状になっているものもあります。
カバンから直接ご祝儀袋を取り出すのはマナー違反なので、ふくさの使用は必須です。
早めの行動を心がける
結婚式への遅刻は非常に失礼です。
雨の日は特に交通の乱れが起こりやすいため、余裕をもって早めに出かけることが重要です。
早く着きすぎた場合は、近くのカフェで休むのも良い方法です。
雨は祝福のサイン！
結婚式に雨が降ることには注意点がありますが、西洋では雨が降る結婚式は神の祝福とされています。
雨具をしっかり準備し、足元に注意しながら、新郎新婦への祝福の気持ちを忘れずに行動しましょう。
