iPhoneのデフォルト時計アプリではアラームの持続時間を変更することができませんが、他のアプリを利用すれば自由に時間設定を行うことが可能です。
通常、スヌーズ機能をオフにしなければ、9分毎にアラームが繰り返し鳴り続けます。これは再び眠りにつくことを防ぐための設計ですが、想像以上に長く続くことに驚かされます。
今回は、iPhoneのアラームの持続時間とスヌーズ機能に関して詳しくご紹介します。
iPhoneでアラームの持続時間は変更できないの?
プリインストールされているiPhoneの時計アプリでは、アラームがどれだけ鳴り続けるかの設定変更はできません。
アラームが一度鳴り始めると、その持続時間は最長15分間です。これは意外と長い時間ですよね。実際、私も職場でこの設定によって困った経験があります。
アラームが鳴り始めたとき、私は他の部署におり、戻るまでの間にもアラームは鳴り続けていました。そのため、ただひたすら謝るしかありませんでした。
今後、iOSがアップデートされることにより、このアラームの持続時間が変更される可能性もありますが、その時期や計画の有無は未定です。
持続時間を変更できるアラームアプリの紹介
持続時間を自由に設定できる「アラーム&タイマー」アプリがおすすめです。このアプリはApple Storeからダウンロード可能で、5秒から最大10分までの間で、5秒刻みでアラームの持続時間を指定できます。
さらに、アラームが指定された回数だけ鳴って停止する設定も可能ですが、アラーム音の長さによって持続時間が異なるため注意が必要です。
また、イヤホンを使用している際にはアラーム音がイヤホンからのみ出力されるため、外出中でも他人に迷惑をかけることなく使用できます。
スヌーズ機能を止めないとどうなる?
標準のアプリでは、スヌーズをオフにしない限り、アラームは無限に続きます。このスヌーズは9分間隔でリピートされ、間違った操作をすると再び鳴り始めることがあります。
iOS 15では、アラームの通知をタップすることでスヌーズを停止できます。ロック画面では「スヌーズ」と「停止」のオプションが表示され、眠っている間に間違えて「スヌーズ」を押してしまうことも。
しかし、「停止」を選ぶことで、スヌーズを完全に止めることができます。これにより、ユーザーが再び眠りにつく可能性を考慮して、スヌーズ機能が継続するように設計されています。
スヌーズ機能を無効にする設定方法
スヌーズ機能を無効にするには、アラームの設定画面で「スヌーズ」オプションをオフにします。これは非常に簡単な操作です。
スヌーズ機能が無効であれば、誤って停止させてしまう心配がなくなり、不意の再アラームによるストレスもありません。
しかし、スヌーズはもともと再び寝落ちするのを防ぐための機能ですので、それを無効にすることで二度寝する可能性が高まることには注意が必要です。
スヌーズを使用せずに二度寝を防ぐ方法として、複数のアラームを設定することが効果的です。
標準のスヌーズは9分間隔ですが、複数のアラームを設定することで自分の好みのタイミングでアラームを鳴らすことができます。
スヌーズがないため、一度停止すればそれ以上鳴ることはありませんが、設定した各アラームを個別に解除する必要があるというデメリットがあります。最適な方法を選択するのは個々の判断に依ります。
アラームが解除できない原因とその対策
アラームが解除できない主な理由は、ヘルスケアアプリを通じてアラームが設定されていることにあります。
ヘルスケアアプリでアラームを設定すると、時計アプリのアラーム画面の上部に「睡眠|起床」タイマーが表示されます。
時計アプリで設定されたアラームを解除するには、解除したいアラームを左にスワイプして「削除」を選ぶか、アラームをタップして編集画面から「アラームを削除」を選ぶ方法があります。
ヘルスケアアプリで設定したアラームを解除する方法としては、「睡眠|起床」の隣の「変更」をタップして「起床時を変更」画面から「目覚ましアラーム」をオフにするか、ヘルスケアアプリを開き、「ブラウズ」から「睡眠」カテゴリーを選んで「スケジュール」の「編集」を押し、「目覚ましアラーム」をオフにする方法があります。
まとめ
この記事では、iPhoneのアラーム設定、特にアラームの鳴る時間やスヌーズ機能の調整に焦点を当てました。
日常的に多くの人が使用している時計アプリやそのアラーム機能では、持続時間の調整が直接的にはできないため、他のアプリを利用するなどの解決策が有効です。
また、スヌーズ機能を別の方法で代用する工夫も可能です。この記事が皆さんの問題解決に役立つことを願っています。最後までお読みいただき、ありがとうございました。